突破せよヘイフリック限界
推定年齢512歳のサメが発見されたとのニュースがありました。
植物は数千年以上生き続けてる個体も珍しくありませんが、脊椎動物でこんなに長生きする生物がいたとは驚きですね。
さらに、この種のサメ(ニシオンデンザメ)は性成熟にも約150年掛かるそうです。
生物になぜ寿命が存在するのかは生物学的にもまだ結論が出ていないそうですが、単純にもし寿命が存在しなかったら、新しい個体が相対的に生き残りにくくなり、進化(環境変化への適応)が遅くなるのではないかという気がします。
ニシオンデンザメの生息域(北極圏)は、環境が安定しているからこんなに成長が遅く寿命が長くても生き延びたのではないか…と勝手に推測しました。
そう考えると、人類は生物学的進化ではなく科学技術によって環境変化に適応する能力を獲得したので、もはや寿命は必要ないということもできますね。
永遠に死ねなくなるのは怖いですが、もし飽きるまで好きなだけ生きられるなら、私も生きて人類の行く末を見てみたいと思いました。