そもそもキリコとはどういう意味なのでしょうか
今週はお盆ということでお墓参りに行ってきました。
石川県独自の風習として、お墓参りには「キリコ」という紙と木でできた箱型の灯篭を墓石の前にくくる、というものがあります。
石川出身の私にとって、幼い頃から慣れ親しんだものであったため、
これが石川にしかないと知ったときはかなりの衝撃でした。
むしろ「卒塔婆」の習慣がないので、県外に行ったときに卒塔婆を目撃した際は、少々不謹慎ですが「卒塔婆だ!」と内心感動したものです。
しかし年々、箱キリコの数は減少しており、代わりに板型のキリコが大半となっています。
確かに、箱の方はかさばるので準備が大変で、ろうそくを灯すのも意外と難しいので、
板の方が随分楽なのですが、昔のあの光景が見られないのは少し寂しいな…という気持ちです。
ところで、面識のない親戚のお墓参りに行った際、何を挨拶したらよいのかわからず毎年ほとんど無心なのですが、一体何が正解なのでしょう。ずっと悩んでいます。