あれからどれくらい経ったのだろうか。まだ7分か。時の経つのがすごくゆっくりに感じられる。こんなことは初めてだ。自動車学校で初めて路上教習をした時も長かったが、その比ではない。理由は分かっている。今までになく僕が追い詰められているからだ。生死に直結する局面に立たされているからだ。でも、あと1分、僕には時間が過ぎるのを待つことしかできない。僕は無力だ。少なくともこの1分間は、自分はただひたすらあがき続けるしかないのだ… 7分12秒。まだ12秒しか経っていない。あと48秒。絶妙な半熟煮玉子を作るためには、僕はコンロの前で立ち尽くすしかないのだ… という話ではありません
「付箋」という言葉があります。
付箋自体はとても日常的な物であるのにもかかわらず、文字は難しいです。
特に「箋」の部分。ネットで調べたところ。
【箋】(セン)
・メモや手紙などを書く紙片
・注釈をつける
ということで、「便箋」とおなじ箋なんですね。あらためて知りました。
便箋となると昔は今よりももっと使われていたでしょうから、
「”箋”難しいな!略してしまえ!」
のようなことがあり得ると思うのですが、「箋」はそういった局面を乗り越えて来たようです。
今さらではありますが、今日より速い明日はないということで、僭越ながら「付箋」の当て字を考えてみたいと思います。
1)付筅
当て字っぽく、書きやすい。「筅」は茶道具の「茶筅」の筅です。
2)付扇
ノートやモニターに貼られたたくさんの付箋を、扇に見立ててみました。
3)付箭
「箭」は矢のこと。付箋に書かれたToDoが矢のように…。
4)付川
画数を極力抑えた「セン」。
5)付蝉
ノートやモニターに貼られたたくさんの付箋を、蝉(セミ)に見立ててみました。
6)付薦
おすすめの付箋。欠点はこれもまあまあ画数が多い。
7)付旋
ノートやモニターに貼られたたくさんの付箋を、一陣のつむじ風(旋風)に見立ててみました。
8)腐瀬無
消化されないToDoが積もって澱んでいく様子をイメージしてみました。
まあ、近頃はもっぱらポス〇イッ〇(商品名)と呼ばれているそうですが…