ゴリラの秋
菅 次郎
/ 2011-10-12
どうも、ゴリラの秋担当の菅です。
21世紀に入ってからもう10年も経つのに、
なぜいまだにタイムマシンが発明されていないのでしょうか。
誰もが4秒に1度くらい(※)は疑問に思っていることだと思います。
熱力学第二法則に反するから?
量子効果が閉時曲線の構成を妨げるから?
それらはしょせん後付けの理由であり、表面的な議論に過ぎません。
タイムマシンが作れない根本原因は、
「タイムマシン作れなゴリラ」の存在にあります。
タイムマシン作れなゴリラは、
「タイムマシンを作らせないこと」を本能的に欲するタイプのゴリラです。
彼は、普段はさも普通のゴリラのふりをして、
動物園の檻の中に潜んでいます。
そして、将来的にタイムマシンを発明しそうな雰囲気を醸し出している人が
檻の前に来た際、その顔面に汚物を投げつけることで、
もうあまりタイムマシンどころではない感じにするのです。
つまり、このゴリラが存在する限り
人類がタイムマシンを発明することは永久にありえないのです。
しかし、まだ完全に希望が絶たれたわけではありません。
人類に残された最後の手段は、
「タイムマシン作らせゴリラ」を育成することです。
タイムマシン作らせゴリラは、
作れなゴリラに対して精神的ストレスを与えて便秘にすることで、
汚物投擲を事前に阻止します。
いや、そんなゴリラいるわけないだろ(笑)。
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※ 個人差があります。