グランゼーラ
ずっこけ革命戦士たちの奮闘日誌

グランゼーラ10大ニュース2012

株式会社グランゼーラ / 2012-12-30

今年2012年の1月から年末までを振り返ってみました。

1.暗雲立ち込める幕開け(1~2月)

グランゼーラの2012年の幕開けは、非常に厳しいものだった。
1月に「ネオンがしみる繁華街」、2月に「南の島の隠れ家」「大江戸・モノノケ退治」が、不具合のために立て続けに閉鎖を発表。高い人気を誇っていたラウンジのため、閉鎖の事実は多くのPSHomeファンからの反発を招いた。
社内では日夜、対応について激しい議論が行われたが、Homeファンの方々が安心しておもしろさを享受できないのは言語道断として、閉鎖を断行。復活時には必ず、一切問題のないラウンジにすること、二度と同じ事態を繰り返さないよう開発体制の改革を約束して閉鎖された。
現在では、すべてのラウンジが復活を遂げているが、我々の力が及ばず、まだ少なからず問題が残っている。これらすべてを解決し、さらなるおもしろさを感じていただくため、グランゼーラはこれからも進化を続けていくことを、ここに約束する。
ちなみに下にあるのは、各ラウンジ閉鎖時に制作されたエンディングムービーである。

2.エイプリルイベント延期、そして断念へ(3月)

グランゼーラの創業目的のひとつである「エイプリルフールイベント」の実施。
例年通り?前年10月から構想を練り、準備を進めてきたが、3月下旬の某日の夕方、4月1日に実施できないことが確定する。
WebサイトとPSHomeを軸に4月1日に大々的に実施する予定だった本イベントはグランゼーラの存在を肯定するために必ず行わなければならないものであった。
ある者は床につっぷして号泣し、ある者は待ってくださっているエイプリルファンに申し訳ないとうわ言のように繰り返すのであった。

今回予定していたエイプリルフールイベントは幾つか乗り越えなければならない課題があった。
それらをひとつひとつクリアしながら進めていたのだが、この時点で解決しきれなかった問題が二つあったのだ。
4月1日実施ができなかったが、会社のメンツよりもこのイベントを待ってくださっている方々に楽しんでもらうことを軸にその後も、4月下旬の3日間開催、5月下旬開催、7月中旬のグランゼーラPSHome一周年イベントとして開催、10月から11月にかけての5週連続開催…など何度もプランを立て直したが、様々な理由により断念せざるを得なかった。
2012年を振り返るこのコーナーの比較的序盤にすでにお詫びしなければならないことばかりで誠に申し訳ありません。
2013年4月に実施いたします。
社内では、エイプリルフールイベントの延期を重く受け止め、社内体制の刷新など、再発防止策に万全を期して来年かならず実施したいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。

3.開催!ずっこけグランゼーラ杯(4月)

早春の4月、金沢競馬場でグランゼーラの冠レースが開催されることとなった。その名も「ずっこけグランゼーラ杯」。
金沢競馬の平成24年度の初日である4月3日、第9レース、サラ系、B1、1400mのレースとして設定された。
当日は革命軍のプランナーメンバーも競馬場に赴き観戦。
競馬新聞や予想誌、レース開始前には場内の大型ビジョンに堂々と「ずっこけグランゼーラ杯」の文字が踊り、予想を相談し合うお客さん(普段グランゼーラとはまったく接点がなさそうなオジサマ達)の口からも「グランゼーラが…」の単語が。
当たり前といえば当たり前の事なのだが、どこか不思議な感覚だった。

競馬場に到着した当初、おだやかだった天候は次第に荒れはじめ、そして、春の嵐の中ゲートが開く。
もともと波乱が予想されていたレースだったが、天候も手伝ってさらに大荒れに。
結局その日の最終第11レースは中止となった。
グランゼーラの行くところ、常に嵐が吹き荒れるのか…。

そんなずっこけグランゼーラ杯の模様はこちら!
レース開催のいきさつと結末、競馬場の施設紹介をはじめレースの動画もあります

4.革命軍に新たなる仲間が誕生!(4月)

雪もとけ暖かくなってきた4月、超フレッシュでまぶしい凄腕デザイナー2名(エンドウ・コノフ)が入隊。彼らは3Dモデル、2Dイラスト、そして4コマ作成など幅広いスキルで入隊直後から大活躍!
ラウンジ閉鎖、エイプリルイベント実施断念など、その先行きが危ぶまれていたグランゼーラだったが、その軌道を立て直す足がかりを作ったのは、まさに彼らだと言っても過言ではない。
これからも、エンドウ・コノフ2名の活躍から目が離せない。

5.革命戦士Baxの結婚式(4月)

桜が舞う石浦神社にて、革命軍のプランナー兼コンポーザー、デイヴィッド・バックス氏の結婚式が執り行われた。
新婦・美穂さんとともに和装に身を包み、桜吹雪のなか金沢城公園を歩く二人。参加した革命戦士たちはもちろん、多くの通行人が足を止め祝福の言葉を送った。

6.グランゼーラYouTubeチャンネル開設(5月)

グランゼーラならではのおもしろ動画を掲載する「グランゼーラYouTubeチャンネル」が始動。紹介するものの魅力をわかりやすく、そしておもしろく伝えるため、グランゼーラのプランナー陣が日夜さまざまな工夫を凝らして動画を作成している。
今では掲載動画数も100に到達せんばかりとなり、開設から8ヶ月で登録者数約600人、総再生回数20万7000回を超える人気コンテンツとなった。
現在はほとんどがPSHomeのPVだが、競馬の映像や日本海に沈む夕日、千里浜や白山スーパー林道のドライブ動画など、一風変わった動画もアップされている。近いうちにゲームのPVも掲載される予定だとか…
最近では、動画編集用の高性能PC、動画撮影用のカメラをなどを導入し、よりいっそうのおもしろ動画を皆様に届ける予定である。
グランゼーラYouTubeチャンネルはこちら [グランゼーラYouTubeチャンネル]

7.ラウンジ「もうひとつの砂浜」開設と水着コンテスト(7月)

ぬけるような青空、透き通る海、そしてどこまでも続く白い砂浜…7月、当社PSHomeラウンジ設計者である九条氏が半年以上の構想期間を経て発表した新ラウンジは、凝った機能やゲーム要素などを省いたとてもシンプルな砂浜のラウンジであった。
彼は、このラウンジに「もうひとつの砂浜」という名を付けた。当初この名は、昨年開設した「南の島の隠れ家」という海のラウンジに対しての「もうひとつの~」という意味だととられていたがどうやらそうではないらしい。彼の脳裏には、「南の島の隠れ家」以前に設計したもうひとつの海のラウンジがあり、そのラウンジを惜しむ声に後押しされてこのラウンジを設計したという。

そんな、彼の感傷とは関係なく、本ラウンジ開設と同時に行われたのが、PSHomeの水着コンテスト「グランゼーラスイムウェアクイーン2012」である。
これは、ファン投票によって水着クイーンを決定しようというイベントで、12人の水着美女たちがエントリーした様子は動画で紹介され、大いに盛り上がった。
投票してくださった方には、水着クイーンたちの特製壁紙がプレゼントされた。(実は手違いで投票していない方にもプレゼントされてしまったらしい)

そんな「グランゼーラスイムウェアクイーン2012」の模様はこちら

現在、「グランゼーラ浴衣クイーン2013」というコンテストが計画に上がっているという。

8.公式ツイッターアカウント、1年以上の沈黙を破る(7月)

会社設立から間もない2011年5月に開設されたツイッターアカウント「ゲームのグランゼーラ公式」。プロデューサーから「最初は皆様の度肝を抜くようなインパクトのあるツイートをぶちかませ」との厳命が担当者に下るも、そのハードルの高さに恐れおののいてまったくツイートできないまま年の瀬を迎えたことは、昨年の10大ニュースでもご紹介したとおりだ。
そして年は明け、2012年。公式アカウントはやはり黙して語らぬまま、いつの間にやら開設から1周年をとうに過ぎてしまった。我慢の限界に達したプロデューサー。ついに担当者から公式アカウントを奪い取り、その思いの丈を自らキーボードに叩きつけた!「炎上上等」――その言葉に込められていた彼の思いは、決意か、それともやけっぱちか?
公式アカウントがツイートを始めてから5ヵ月を越えた現在、そのツイート数は700に達しようとしている。内容は、新発売の商品情報、DJジーゼットによるオススメ映像紹介、金沢の暮らしで感じた季節の便り、プロデューサーが昼に食べた山盛りトッピングのカレーライスなど、多岐にわたる。このような内容でも嫌でなければぜひフォローしてください。
よろしくお願いしますm(_ _)m

そんなツイッターアカウントはこちら!
[ゲームのグランゼーラ公式]

9.グランゼーラGZスタンプ完成!(8月)

7月某日、隣席のプロデューサーが出勤するなり息を切らせて「スタンプ!スタンプ!スタンプ作ろう!」と訳のわからないことを・・・そうして出来上がったのがこの「娯楽の革命軍グランゼーラスタンプ」である。
株式会社グランゼーラの本社オフィスに入ると芳名帳と一緒にこのスタンプが置かれている。
この「企業スタンプ」の取り組みは、現在KIVSA(金沢ITベンチャースタンプ協会 Kanazawa IT Venture Stamp Association)の結成など、金沢のIT企業の間で大きなブームを巻き起こしている。
下の写真は、金沢でグランゼーラの最大のライバルの一社goowa株式会社さん の企業スタンプ。

10.ツエーゲン金沢の夏のイベントに協賛(8月)

グランゼーラがチームパートナーとして応援している地元金沢のJFLサッカーチーム・ツエーゲン金沢が開催するイベント「ツエーゲン夏祭り2連戦 2万人チャレンジ」の中で、「AED普及マッチ with Jドリームズ」という試合が行われることになった。
これは、2011年8月4日、練習中に心筋梗塞で急逝した松田直樹選手と親交のあった選手たちが「Jドリームズ」として参加してAEDの普及を呼びかける特別試合で、グランゼーラはこの試合の協賛をすることになった。
当日は元Jリーガーの名波浩氏、城彰二氏をはじめとする豪華な顔ぶれが集まりキックオフ。ユニフォームの胸に「Granzella」のロゴをつけてのそのプレーには胸が熱くなり大いに盛り上がった。
なお、この試合は元ツエーゲン金沢の久保竜彦、山根巌両選手の引退試合でもあり、終了後には引退セレモニーも執り行われ、競技場はさわやかな感動に包まれた。

「AED普及マッチ with Jドリームズ」の様子はこちら。

11.謎の宇宙戦艦イラストがTwitterに公開(8月)

稼働を始めた公式ツイッター。ある日突然、このようなツイートが発せられた。この高速宇宙戦艦は現在開発中のゲームのもののようだが、来年春にリリースされる、グランゼーラ第一弾のゲームのものではないらしい。となると、このイラストは一体…?
グランゼーラ、一体何を考えているんだ!教えてくれ!

12.パーソナルスペース第6弾 「茶室・和の心」発売(9月)

グランゼーラは「茶室・和の心」と題して、古式ゆかしい茶室をリリースした。
草木や水にあふれる美しい露地、わびさびの精神に基づきあえて狭く作られた茶室、そして客人をもてなすことができる茶会プレイモード(茶会ゲーム)…。
発売直後から全世界で反響を呼んだ茶室だが、これだけでは終わらない。なんと、12月某日、突如として茶室の風景を秋から真冬へ一変させてしまったのである。
現実の季節とシンクロさせるという異常なまでのこだわり…来年の展開にも目が離せない。

そんな茶室の映像はこちら!


※パーソナルスペースとは、PSHomeで楽しむことができる自分だけのための空間です。持っている家具を自由に置いたり、友達を招いて一緒に過ごしたりすることができます。

13.敵か?味方か?ナゾのクリエイター集団“アプリコット・ハート”(10月)

日本のPSHomeファンにはなじみが少ないかもしれないが、今年10月からグランゼーラのHomeアイテムの一部にこのアプリコット・ハートと称するクリエイター集団のロゴが付くようになった。
彼ら(彼女ら?)は新しいアイデアを盛り込み、時には独自のHomeアイテムを制作したり、またある時はグランゼーラの制作したアイテムのアレンジを行ってマーケットに投入している。
その作風は、自由奔放、湧きあがるインスピレーションに従い、その大胆さは見るものを圧倒する。
Webサイトが英語で作られているところを見るとどうやら海外の制作集団のようだが日本独特のフェチへの造詣も深いようだ。
上層部は直接彼らと接触し、共同制作等の話で盛り上がっているようだが、グランゼーラ制作スタッフの中には謎のクリエイター集団を敵視したり、不気味がっている者もいるらしい。
”アプリコット・ハート”_敵か?味方か?来年のグランゼーラの活動にこの創作集団がどのような影響を及ぼすのか?目が離せない!


14.パーソナルスペース第7弾 「GZバーガー」発売(11月)

茶室に続いて11月にリリースされた「GZバーガー」。湖に面した石造りの美しい街並みの中に建つハンバーガーショップだ。
自分がイメージしたファーストフード店を作ってもらうために、フロアには何も置かれておらず、その代わりにテーブルや椅子などの家具アイテムがプレゼントされ、フロアのレイアウトはオーナーが自分で決めることができるようになっている。
しかし、お客さんがいないとファーストフード店っぽさが足りない。やはりハンバーガーショップは大勢のお客さんで賑わっていなければ、というわけで、お客さんの等身大パネルの家具アイテムも一緒にプレゼント。
さらに「雑踏」の環境音を鳴らすことができるようになっている。

12月にはクリスマス仕様が追加され、各種チキンを無料進呈、店内装飾機能も付きさらにパワーアップ!

そんなGZバーガーの映像はこちら!

※ パーソナルスペースとは、PSHomeで楽しむことができる自分だけのための空間です。持っている家具を自由に置いたり、友達を招いて一緒に過ごしたりすることができます。

15.幹部メンバーSCEアメリカへ!そしてサンフランシスコに消ゆ(11月)


羽田で資料を作っているよしぞう氏(左)と横から心配そうに指摘しているひでまろん氏


現地到着後も資料作りを続ける二人をホテルにおいて九条氏はひとりケーブルカーで夜のサンフランシスコを満喫


SCEA打ち合わせ後にメンバーがいただいたHomeグッズ!グレイト!

11月、どうしても計画通りに北米PSHomeでのリリースができないグランゼーラ幹部メンバー、CTO兼海外担当取締役よしぞう、PSHome統括マネージャーひでまろん、プロデューサー兼商品戦略責任者・九条の三氏は、SCEアメリカに今後の展開を相談するべくサンフランシスコへ行くことになった。
11月19日最終の小松発羽田行に乗り、新設されたばかりの羽田国際線ターミナルに到着した三人。深夜0時の出発までまだ2時間ほどある。余裕でホットドックなどを食べながら談笑。その流れで出てきた九条氏からよしぞう氏に投げかけられた「先方との打ち合わせ資料はできてますよね?」という軽い質問、いや確認は、よしぞう氏の「いや、できていません」という回答で想定外の意味を持ってしまう。
ひでまろん氏も「えっ!よしぞうさんどうするつもりなんですか?!」優雅な夜の羽田国際線ターミナルに緊張感が走る。
よしぞう氏は「いや、その場で説明していけば…
」などともごもご言っているが、九条氏「俺たちの英語力でそんなの通用する訳ないでしょ!今すぐ資料を作り上げ、搭乗前に翻訳依頼をかけて行きましょう。それしか間に合わす方法はないです!」
こうして、夜の羽田国際線ターミナルは、プレゼン資料作成モードへと切り替わったのだった…

…それから数十時間後、サンフランシスコベイからフェリーに乗る三人の日本人の姿があった。
前日のSCEAとの打ち合わせを終えた彼らは一体どこへ行こうとしているのか?
彼らの消息を得る手がかりとして何枚かの写真がここにある。

彼らはどこへ?それを知る者はいない…

16.どんどん延びる更新間隔。金沢ライフマップに何がおきている?(11月)

毎号、グランゼーラならではの切り口で金沢での生活の魅力を発信している金沢ライフマップ。
今年は次のようなところを取りあげてきた。

2012掲載分

  • 1月13日 Vol.05 湯涌温泉
  • 1月27日 Vol.06 小松空港
  • 2月10日 Vol.07 香林坊
  • 2月24日 Vol.08 浅野川
  • 3月9日 Vol.09 卯辰山
  • 3月23日 Vol.10 野々市市
  • 4月6日 Vol.11 近江町市場
  • 4月20日 Vol.12 金沢競馬場
  • 5月11日 Vol.13 手取フィッシュランド
  • 6月1日 Vol.14 ツエーゲン金沢
  • 6月15日 Vol.15 石川県庁
  • 7月13日 Vol.16 千里浜なぎさドライブウェイ
  • 8月31日 Vol.17 金沢港
  • 10月29日 Vol.18 白山スーパー林道

すでにお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、実は夏頃から掲載ペースが落ちております。
ここに謹んでお詫び申し上げるとともに年明け1月に予定されている「金沢ライフマップ2012年総集編」の予告をさせていただきます。

2013

  • 1月10日 金沢ライフマップ2012総集編1・湯涌温泉~近江町市場
  • 1月17日 金沢ライフマップ2012総集編2・金沢競馬場~白山スーパー林道
  • 1月24日 金沢ライフマップ2012総集編3・掲載断念 幻のライフマップ特集

2013年もグランゼーラ金沢ライフマップをお楽しみに!

17.空飛ぶ絨毯が、文字通り宙に浮いたまま?アイテム販売中止の危機?(12月)

12月某日、グランゼーラPSHomeアイテム制作チームに激震が走る。
PSHome業界においてグランゼーラの最大のライバルと目されている、イギリスのLockwood Publishingさんから空飛ぶ絨毯とアラビアンナイト風コスチューム、そして空飛ぶ絨毯イベントなどが盛り込まれたパーソナルスペースがリリースされた。
世界でPSHomeをリードしている同社だけあり、そのクオリティーがとても高いものであり、ここにあらためて敬意を表します。

一方、グランゼーラでも10月からアラビアンナイト風コスチュームと空飛ぶ絨毯を制作しており、来年2月販売アイテムの目玉と位置付け、今まさにリリースの引き金に指をかけた矢先の出来事だった。
品質とボリュームで絶対的な自信をもってこのアイテム制作を率いてきたPSHome制作統括ヒデマロン部長は、狼狽した。
このアイテムの処遇を決めるため開かれた緊急会議の冒頭、商品戦略責任者の九条氏は言い放った。
「このアイテム群については、このまま販売することはできない」
ヒデマロン氏はがっくり肩を落とし、その場にうずくまり動けなくなった。

九条氏は続けた。
「PSHomeは世界中のゲーム会社が一つの世界を作っているとても珍しいプラットフォームだ。そして狭義のゲームのように数か月前から情報が出てくる訳ではないから、リリース直前に他社さんとサービスや商品が被ることは避けられない。事実、我々は今までにも他社さんが出してきたものと結果的に似たものを出す場面があった。
しかし、今回のアラビアンナイトと空飛ぶ絨毯については、先方も相当に力が入り、大がかりなものを出してきている。このまま2月に発売しても当初狙っていた結果を出すことはできないだろう。」

会議中うつろな表情で抜け殻のようになってしまったヒデマロン氏をおきざりにしたまま、会議は進む。

そして・・・「とにかく、我々が作ったものをHomeファンの方々に見ていただこう!無責任な言い方に聞こえるかも知れないが、Homeファンの意見を聴いてから決める」という九条氏の発言に皆が同意し、動画をYouTubeで公開する段取りを確認して緊急会議は終わった。

この映像が、主に海外のコミュニティで大反響!
いわく「似たアイテムでもかまわないから発売してほしい」、「ただで配ってくれ」、「忍者が乗っている唐草模様のは出してもいいのでは?」「グランゼーラはLockwoodの開発情報を知っていたに違いない」、「アイテムはいいからさっさとラウンジを更新しろ」…などなど。

今日の会議で一定の方向性は決まったらしいが、そのことについて私達に指示が出るのは年明けのこととなるらしい。
ヒデマロン氏の表情が明るかったので、世に出せる目途が立ったのだと思っているがすべては来年のこと。

18.開発スピードをアップせよ!野々市スタジオ設立(12月)

慌ただしい師走の中、一部の革命戦士たちにとある施設への移籍命令が下った。
その施設とは、最高機密の研究開発施設「グランゼーラ 野々市スタジオ」。
実は秋頃からこっそり準備が進められ、グランゼーラが次のステップへ進むため、増員に備えて拡張された施設だ。
今までは同じビル内の部屋を増やしてきたが、今回上層部がとったのは、本社から車で15分ほど離れた別の場所に分室を作るといった対応だった。
わざわざ本部から離れた場所に開設したのも、機密性の高い新兵器開発を行うためではないか…と目されている。
当初、金沢から野々市市に勤務地が変わることに戸惑いがあった革命戦士たちだったが、チーム単位で集中して開発ができる環境、すぐにミーティングが始められる設備、住みやすさ全国2位にランクインした野々市市の利便性、そして100円で購入できる自販機などにより、むしろ元の金沢スタジオより気に入っている様子だとか。
この新スタジオ開設も、グランゼーラが極秘裏に進める「G.Z.プロジェクト レベル2」の一環である。(G.Z.プロジェクトについては後述)

19.PSHome上で立て続けにイベントを開催(8~12月)

6月以降グランゼーラは立て続けにPSHome上でイベントを開催した。エイプリルフールイベントができなかったフラストレーションが爆発したのだろうか?
まず6月下旬から7月にかけて4つのパーソナルスペースで七夕イベントを開催。
8月にはラウンジ「大江戸・大商店と長屋」で盆踊りイベント。
9月にはラウンジ「ネオンがしみる繁華街」になぜか雨が降りだす。
10月にはラウンジ「もうひとつの砂浜」でハロウィンイベントと、怒涛の4ヵ月連続イベント開催を行った。

そして12月中旬からはあちこちのラウンジやパーソナルスペースで、クリスマスイベントを開催。
12月29日現在もこの年末仕様の演出は様々な場所で見ることができ、特にラウンジ「ネオンがしみる繁華街」では、ロマンチックなイルミネーションの下、いろいろな場所で他のプレイヤーと熱い抱擁を交わすというハレンチな、いや心温まる光景が繰り広げられている。
さらには、12月31日の夜からは…詳しくはこちらをご覧ください

そんなPSHomeイベントの映像はこちら!

20.WEBマガジン「グランゼーラマガジン」創刊(12月)

グランゼーラのおもしろコンテンツとイベント、サービス、商品情報などが満載のグランゼーラマガジンweb版が創刊された。
一見すると普通に有益な情報誌に見えるグランゼーラマガジンだが、このデジタル情報誌発刊の裏には、グランゼーラの大きな野望が隠されているのだ。

グランゼーラが創業時から地道に推し進めている「G.Z.プロジェクト」。この計画では、グランゼーラの創業目的である「世の中の隅々にまでグランゼーラが提案する娯楽を提供し、この世から退屈を根絶する」を達成するためのステップがレベル1~16まで設定されている。
このうちのレベル2ミッション群の中の一つが、webマガジン「グランゼーラマガジン」の発刊である。
有益な情報に隠れ、一見脇役のように見えている「革命戦士烈伝」「なぞかけ3本ノック」「ずっこけ料理道場」などのコーナーが実は重要な意味を持ってくるとの噂も…

G.Z.プロジェクト_グランゼーラが起こそうとしている娯楽の革命を読み解くためのヒントがこのグランゼーラマガジンの中にあるはず!

そんなグランゼーラマガジンの最新号はこちら!GZM vol.003「寒いのはもう飽きた!ハダカになって飛び出そう!」

<年末のご挨拶>今年も応援ありがとうございました。

創業1年目の終盤から2年目にかけてのこの2012年は、前半から浮き足立ち、失敗の連続でした。
挑戦しての失敗もあれば、不徹底さが招いた失敗もありました。
皆様にも多大なご迷惑をおかけしましたことをここにお詫び申し上げます。
ホップ→ステップと順調に来ていると胸を張って言える状況ではありませんが、来年こそはジャンプ!と飛躍の年にしたいと考えております。
春に、ゲームソフト(ダウンロード)のリリースとエイプリルイベントを実施し、皆様にグランゼーラが提供する娯楽を体験していただきたいと思っております。
これに懲りず来年も何卒よろしくお願いいたします。

グランゼーラ一同より

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