アヌンナキによろしく
生命が偶然誕生する確率はものすごく低いが、宇宙には膨大な数の星が存在するので、宇宙人は絶対にいるはず、ということがよく言われますし、私もそう思っていました。
最近、生命が偶然誕生する確率を化学的に見積もる研究が行われたのですが、それによると、ある星に生命が誕生する確率は約1/10^40だそうです。
そして、観測可能な宇宙に存在する星の数は約10^22個です。
なんと、この計算結果は、観測可能な宇宙に存在する生命体は我々だけであるということを示唆しています。
しかし落胆するのは早いです。
インフレーション宇宙論が正しいとすれば、観測不可能な領域も含めた宇宙全体には10^100以上の星が存在することになるので、やはりこの宇宙のどこかには生命が存在するのです。
でも、観測可能な宇宙だけでも気が遠くなるどころではない広さなのに、それさえもゴミ粒のようになってしまう宇宙全体となると、もう想像しようとする気すら湧きません。
でも、やっぱり宇宙人に会ってみたいです。
地球の生命の起源は他の天体であるというパンスペルミア説が正しいことに期待しています。