インドアサバイバル誌
かっくん
/ 2011-09-20
先週末、白山に登ってきました。
普段パソコンの虫である自分に果たして登ることが出来るのか…
自分でも心配でしたし周りからも反対されましたが、
なんとか頂上付近まで(天候悪化のため頂上は断念)登ることができました。
山頂付近でテントを張り、重い体とひどい筋肉痛と共に迎えた朝。
朝日を含んだ雲が桃色を帯び、低く茂る木々が優しく雲と共に揺れ、
小さい頃読んだ、おとぎ話に出てくる桃源郷のような世界。
眠気が残り鈍った意識がすーっと澄み渡るような朝でした。
登りの頃に比べて少しばかりたくましくなった僕は、
せっせとザックに荷物を詰め込み、テント場を後にしました。
登るときは厳しく出迎え、下るときは優しく見来る。
名残惜しむようにゆっくりと景色を眺めながら山を下り、
麓で仰ぎ見たその山は、まさしく’雲の山’なのでした。