第四の壁の内と外
12月は大きなお笑いの大会やネタ番組が目白押しですが、それも終わるといよいよ年末という実感が強まります。
ここ数日は漫才の定義が話題になっているようです。
私の考えとしては、複数人の演者がいて、彼らが「台本無しで話す演者自身」を演じるということが本質だと思っています。
(途中でコントの役に入った場合、「その場で聞いた設定でコントの役を演じる演者自身」を演じるという入れ子構造になる)
なので、漫才の条件としてよく言われるような掛け合いの有無などは私としてはまったく気になりません。
私が個人的に漫才っぽくないと感じてしまうのは、コント漫才でツッコミ役がボケ役の言っていない情報に対してツッコんだりするときです(その情報をツッコミ役が知っているのはおかしいと感じてしまうので)。
ただ、これも別に気にならない人も多いと思いますので、やはり人それぞれということでいいのでしょうね。