プロフェッショナルよ何処
スーパーコンピュータの「TOP500」ランキングの2018年11月版が発表されました。
2013年~2017年は中国がダントツでしたが、今年は米国が首位を奪還しています。
ゲームAIを学習させるとき、退屈(次に起きることを予測できる状況)を嫌うように設定すると効率的に学習できるそうです。
今は「退屈を嫌う」ということを人間がプログラムしていますが、この「何を好んで何を嫌えば効率的に学習できるか」さえも機械学習によって身に付けられるようになれば、それはもうわれわれ自然知能が進化の過程で獲得した感情などとほぼ同じではないかと思います。
ただ、実際それをやろうとすると、今のAIにさせているような機械学習を、好き嫌いを様々に変化させながら無数に繰り返さなければならないので、膨大な計算が必要になります。
以前はスパコンと言っても何の役に立っているのか正直ピンとこない人も多かったと思うのですが、これからは所有している計算資源によって国力を測るような時代が来るのかもしれません。