ブロックかプラモデルか
3DCGをしていたりすると、「なぜその道に進んだのか?」と聞いたり聞かれたりする事がたまにあります。特にどの作品ということは無いのですが3DCGを使ったゲームや映画、フル3DCGのアニメーションなどに刺激を受けて3DCGを始めたのだと思います。
ただ、3DCGと一言でいいましても、モデリング、リギング、アニメーション、テクスチャリング、ライティング、レンダリングなどなどできる事は非常に多く、その中でも好きな作業、あまり好きではない作業などあったりもします。
私の場合は形を作るモデリングは大好きなのですが、テクスチャを貼ったり質感を付けたりといのはあまり好きではないし苦手です。
まったく逆の人もいてモデリングは好きではなくテクスチャリング・質感設定が得意という友人もいます。
その友人と話をしていて面白いことに気づいたのですが、子供の頃私はよく小さなブロック状のプラスチックを組み合わせて遊ぶやつ(以下ここでは「小Pブロック」と言います)で遊んでいました。それこそ物心つく前から、中学を卒業する頃(親戚のチビッ子に大量の小Pブロックを全部あげたのですが)まで遊んでいた様に記憶しています。
ブロックを組み合わせれば何でも作れる(今思えば多少の脳内変換は必要ですが)という事に喜びを感じていたのだと思います。
一方友人は子供の頃プラモデルが大好きで接着面の筋を消したり細かく彩色をしてデカールをキレイに貼るという事に喜びを感じていたと言います。
そんな話をしていて、子供の頃に何をして遊んでいたか、何が好きだったのかが今の得意不得意に繋がっているのかもしれないと思った9月上旬の昼下がりでした。