エクマン理論というものをご存知でしょうか?
ここ5年以内に提唱された理論で、簡単に言うと人の基本的な感情は怒り・嫌悪・恐怖・喜び・悲しみ・驚きの6つであるという理論です。
では昔の人の感情の考え方どうなっていたでしょうか?
四字熟語の1つに喜怒哀楽という言葉があり、喜び・怒り・哀しみ・楽しいの4つの感情が目立っていたと思います。
かなり飛躍した考え方ですが、現代と昔では、楽しいという感情が薄くなり、嫌悪と恐怖と驚きが大きくなったと言えます。
楽しいは喜びに集約されてしまったのかもしれませんが、基本感情から無くなってしまったことはとても哀しいですし、嫌悪や恐怖を感じやすくなった現代に怒りを覚えます。
ただ驚きという感情が大きくなったことは喜ばしいことでしょう。
ドッキリやサプライズという言葉にいいかえると分かりやすいかもしれません。
ドッキリはその反応を見て多くの人が笑ったり、サプライズで予想もしていない喜ばしいことをして、互いに楽しんだりするものだと思います。
これから今を生きていくために、驚きという感情を大切にしたいと思います。