いよいよ、単一の画像からビデオゲームのような環境を生成できるAIの研究成果が発表されました。
もちろん、私たちゲーム業界の人間としては目が離せません。
しかしそれだけではなく、この技術は、汎用人工知能の基盤としても非常に注目されています。
ゲーム環境内でのインタラクションをAIが学習できるのであれば、感覚器官や運動器官を組み合わせることで、現実世界でも応用が可能になるからです。
ゲームは、プレイヤーが学習するためにデザインされているという側面があります。
そのため、ディープラーニングとの相性は抜群だと思います。
さらにちょうどこの同時期には、従来の常識を覆す革命的な大規模言語モデルの新手法、1ビットLLMも発表されました。
これが期待されている通りのものであれば、AIの発展はさらに加速し、急激な進化の時代を迎えるのは間違いないでしょう。
つくづく、驚くべき時代に生きているものだと感じます。