奇妙な来訪者
昼食を終えて一息ついた昼休憩の最中、のんびりと自分の席へと戻っていた際に見覚えのない鮮やかな緑色が視界の隅にちらつきました。
不思議に思いそちらの方に歩み寄るとドアの外側にカエルが鎮座しておりました。
ここ二階なのにどうやって来たのだろうか?そんな事を思いながらもその時はその場を後にしました。
しかし一度見てしまうと気になるもので、トイレ等に行く度に視線はそちらを向いてしまいます。
天気は快晴、そんな中微動だにしない彼(彼女?)が心配になり退勤後に近くの草むらまでもっていってあげました。
干乾びそうで怖かったのですが、もしかしたら余計なお世話だったのかも知れませんね。
手の中でぴょこぴょこと動く彼(彼女)は存外に可愛らしく、飼いたいなぁと思ってしまいました。
自分の世話で手一杯なのが悔やまれます…。