オーバースペック
もやし
/ 2011-10-19
過剰性能という言葉があります。
例えば、普段使いの自家用車に某ヴェイ○ン並の1000馬力のW型16気筒エンジンは不要ですし、
一軒家に業務用の空調設備(主にでっかいビルとかで使われるやつ)などは、決して必要になりません。
必要な範囲をはみ出した性能は、時として損害を生む結果に繋がります。
私にとって一番身近な例が、自宅の冷蔵庫です。
というのも、ここ数週間、内容物を冷やす性能が良すぎるのです。
どのくらい冷えるのかと言うと、2リットルの容器いっぱいに入れておいたお茶が
一晩でカチカチに凍りつくくらい冷えます。
それだけではなく、めんつゆやポン酢なんかも一緒に凍て付いてました。
卵なんかは殻の中で凍り付き、茹でてないのに個体となりました。
梅干は容器の中で互いに凝固し合い、なんだかよくわからない物体になりました。
きゅうりの漬物は何故か無事でした。
白菜の漬物は駄目でした。
それらは、決して「冷凍室」入っていた訳ではございません。
普通の「冷蔵室」に入れておいたのです。
過剰性能ではなく、ただ単に壊れてるだけではないのか…
という気はしますが、買ってまだ一年も経ってないのでそれはないでしょう。多分。
ちなみに、お茶を入れておいた容器は、お茶が膨張したせいで粉々になりました。