能登半島
白い旗
/ 2013-08-22
先日、この昨今の暑さに耐えかねて、
能登半島まで車を走らせ、海に浸って来ました。
少々ぬるい海でしたが、能登はやっぱり良いと感じました。
海と山とがせめぎ合っている地形は、
都市部での狭いスケール感を忘れさせ、
自然の雄大さを実感できます。
緑の多さに疲れた心が和みます。
ドライブ中に不意に道路に飛び出してくる動物と、
地元車には肝を冷やされることもありますが、
のんびりした地域性には、とても癒されます。
(※その時は、カラスにぶつかりそうになりました…
能登に足を運ばれる際にはご注意を。)
平素から砂浜より、岩場を贔屓にしている私ですが、
岩場のある海岸には、ある種の「憧れ」があります。
岩場には、水の綺麗さもさることながら
砂場と比較した「遊び場」としての不安定感や、
得体の知れない何かが潜んでいそうな雰囲気や
水深の落差の大きさに、冒険心や恐怖心などの
刺激がある大変楽しい場所だと思っています。
そんな能登の海は、短い時間でしたが、
今年も私を満足させてくれました。
しかし今年から能登有料道路が
能登無料道路になった為か、渋滞が発生していました。
(=正式名称:のと里山海道)
例年通りならあまりなかったのですが…。
能登の良さを、より多くの人が知ることは良いことですが、
密かに能登を独占しているという優越感(妄想)を持っていた私には
少々寂しくも感じられたある夏の日のことでした。