もう結構です、そんなに飲めませんよ 勘弁してください。…もう、飲めないって言ってるだろ!いい加減にしろ!アスファルトなんか飲めねえよ! という話ではありません
「どうもうまくいかないな~」というときは、たいてい下準備が足りていない。
材料やら、知識やら、計画やら、経験やら、技術やら、何かがやりたいことを成立させるために十分でないわけです。
例えば、先日私が夕食のためにスーパーで総菜(串カツ)を買った帰りのことです。
時刻は夜10時に近かったでしょうか。道を行きかう車もまばらで、一日が終わりに向かっている…。そんな中を家(アパート)に向かって車を走らせていました。
家にほど近い長い直線の道で、信号に停まりました。信号が青になるのを待っているあいだケータイをいじっていると、ふと違和感を感じました。
「あれ、こんなところに信号あったかな?」と思った瞬間、信号だと思っていたその光はすごい光を放って飛び去って行きました。その時確かに、頭の中に《…チガウ ソレジャナイ…》という声が聞こえました。私は肝をつぶし、急いで車を発進させ、家に向かいました。暗闇の中、心臓をドキドキさせながらアクセルを踏み続け、もう何時間も車を走らせているかのような錯覚に陥りました。ようやくアパート近くの道路にさしかかり、交差点を曲がったところ、なんとアパートの駐車場に先ほどの光の物体が!車を近くの路上に停めて様子をうかがっていると、やがて光は明滅しながら飛び去って行きました。光のあった場所に行くと、そこには私に向けて置かれたかのような串カツが。せっかくなので食べたのですが、串カツと言いながらネギが間に挟まっているタイプの串カツでした。ネギ串カツを食べると私は満腹になってしまい、その日は自分が買ってきた串カツは食べられませんでした。私は、「どうもうまくいかないな~」と思ったものでした。
多分私は、未知の知的生命体に会う下準備ができていなかったのだと思います。