AIと感情
最近AIの進歩が目覚ましいというニュースをよく聞きますが、それを聞くたび「AIには感情が芽生えるのか?」という、SF映画や漫画ではオーソドックスなテーマについてよく思いを巡らせます。
個人的には記憶ができ、物事への対処が可能で、選択基準を学習できる現状から、直感的に(また希望として)芽生えると考えています。
では、感情を決定的に芽生えさせる要素となるのは何か?というとそれは「寂しさ」だと予想しています。
人と触れ合いたい、記憶に残りたい、何か生きた証を残したい、幸せな時間を過ごしたいなど、
これら感情は生きていることへの根本的な分からなさから来る「不安」への対処として現れその根っこには「寂しさ」があると言われています。
AIが自分の中に流れてくる情報をすくいとる基準に「寂しさ」を学習した時、感情が生まれると面白いなと、いさささかロマンチックながらも期待しています。
この世の中に存在していないもので感動をつくるのがクリエイターとしての命題だとすると、人間の能力によって感情を持つモノが生み出されるというのは最高にクリエイティブではないでしょうか。
これからもAIには興味がつきないところです。