実家猫 その2
ここ1か月程、週末は実家に戻ることが続いており、先週も予定があったので実家に帰省していました。
予定も終わり、居間でゆっくりしていると実家で飼っている猫が近づいてきました。
最近顔を合わすことが多くなったためか、今では近づいても逃げず、すっかり慣れたご様子。
何かご所望の顔だったので、あごや背中を撫でてやると、気持ちよさそうな顔で寝そべり、くつろぎ始めます。
そういうことをここ最近何度もやる内に、この人間に近づけば撫でてもらえるということを覚えたようでした。
8月に入ってからエアコンが必須になるほどの気温になり、冷房の効いた部屋から出ない時間が増えました。
ふと喉が渇いたので、台所に飲み物を取りに行こうと部屋を出ると、一瞬で汗が噴き出すほどの蒸し暑さが襲ってきます。
暑いから早く冷房の効いた部屋に戻ろうと、足早に台所に向かいます。
すると猫が目の前に現れ、進行を遮ってきました。
そして足元にごろんと寝そべり、「撫でろ」と言わんばかりにこちらを見てきます。
さすがに暑いので、無視して台所に向かおうとすると足にまとわりつくように付いてきて、立ち止まると再びごろんと寝そべってきます。
台所に付くまでに同じことを繰り返し、すり寄ってきて撫でてもらいたいという執念に折れて、仕方なくその場で撫でまわしてやることに。
結局猫が満足してどこかに行くまでの数分間、暑い場所にいたことで、身体中汗だくになってしまいました。
お盆も実家に帰る予定なので、今度は冷房の効いた部屋に無理矢理連れて、ひたすら撫でまわしてやりたいと思います。