彼の子供のころの夏の遊びは、風呂桶に水を入れ、手でぐるぐると渦を作って水を徐々にこぼれさせ、いかに風呂桶に水を残さないようにするか、というものでした。それが、あのような大発明につながっていたのかもしれませんね… という話ではありません
おそらく私は「端子摩耗心配症」ではないかと思います。
※いま私が作った症状です
端子摩耗心配症とはその名の通り、接続端子を何度も接続させているうちに変形したり擦り減ったりしてスカスカになってしまうことを恐れる、というものです。
ここでいう端子というのは、例えば車のキーやゲーム機のコントローラーの接続端子、スマホの充電ケーブル端子といったものです。
これらは結構高価なもので、しかも端子の役割がなくてはならないものです。
たいていこれらの端子は、しっかり接続するためにひっかかる構造になっています。それはつまり接続端子の材質・構造が継続的に摩擦力を受け続けることでもあり、いつか突然へたってしまうのでは? という心配がついてまわりつづけるのです。
そこで、この心配をしなくてよいようにするにはどうすればよいか考えてみました。
1)「端子の切れ目が縁の切れ目」と諦め、端子がスカスカになったら製品ごと買い替える。
(ただし、予想外にはやく端子がへたって本当に困る場合がある)
2)製品のアフターサービスをフル活用し、端子がスカスカになったら部品交換をしてもらう。安心を継続させるため、購入時に延長補償に入ることも忘れない。
(ただし補償がきれたらドキドキの毎日)
3)端子を保護するために延長ケーブルを間に挟む。着脱は延長ケーブル部分で行うことで、本体の端子への接続ストレスを最小限の回数に抑える。
(ただしケーブルが長くなるので、使い勝手が悪くなる 延長ケーブルがない製品もある)
4)本体を複数所持して、ローテーションして使用することで端子へのダメージ頻度を減らす。
(ただし同じような製品をいくつも購入する必要があるので金銭的負担が大きい)
5)接続端子を用いない製品を購入する。キーレスエントリーや無線接続、無線充電などにすることで端子がすり減ることはなくなる。
(ただしいざというときに端子は必要なので、「いつの日か端子を使う日が来るのではないか心配症」になるおそれがある)
私は(5)が近いかもしれません。
最近の口癖は「ハイテクだなあ」なのです。