夜も明るい季節
秋も足早に過ぎ、いつの間にか冬へと突入しておりました。
ヒーター無しでは朝の着替えもままならない気温です。
冬といえば、イルミネーションや雪あかりなど、明かりに纏わるイベントが多いですね、
やはり、寒さを凌ぐ手段である焚き火を潜在的に求めているのでしょうか。
それっぽい理屈はともかく、冬の明かりといえば自分はランプを連想します。
LED照明にはない、暖かな光の濃淡はまさしく冬の夜にぴったり。
エッグランプやソルトランプなど、種類は様々ですが、
先日新たにひょうたんランプなるものを見つけました。
アラビアンランプのような気品に行灯のような暖かな光を兼ね備え、
かつて水筒として利用されていたひょうたんを明かりに転用するとこうも
芸術的な物になるのかと、感動を覚えます。
製作者のお話を伺うと、自然物であるひょうたんは形、皮の厚さで光の透過具合がかわるため、
それに合わせて空ける穴の大きさを変えるなどの工夫が必要だそうです。
ひょうたんと言えば昔から縁起のいいものとして扱われていて、花言葉も「平和」「幸福」「夢」
など、前向きなものばかりです。
そんなひょうたんが明かりを照らしてくれるなんて、感慨深いものがありますね。
まだまだ長く寒い夜は続きますが、照明ひとつで俯きがちな気分も明るくなれるんじゃないかと思いました。