能面ベストコンディション
タケやん
/ 2012-10-11
「『冷静と情熱のあいだ』ってつまり『平常心』ってことですやん!」
ってつっこんでた芸人がいましたが、
その言葉の意味はもうちょっと複雑だと思う。
煮えたぎるほどの熱い想いと
それを客観視できる沈着冷静な自分。
この二つが共存できた時にはじめてたどり着く境地。
どっちの比重が大きくても成り立たない絶妙なバランス。思考の天秤。
その結果至った、単なる平常心とも違う平常の状態。
そんな状態すごい!すごすぎるよ!
心を無にする修行はできても、『冷静と情熱のあいだ』の修行は難しい。
でも、デザインの仕事をするときは結構重要だったりする。
入り込んでガーッとやってる時に、ふと冷静に自分のデザインを見直す必要がある。
本当にこれで伝わっているのか?この方法がベストか?こういう考え方はどうか?
そんな『冷静と情熱のあいだ』スイッチが入った状態で
ディスプレイを見てる時の自分の顔は多分、
能面みたいになってると思う。
ちょっと怖いかもしれないけど、気にしないで!
むしろベストコンディションなはずだから。